GM: 特に嬉しかったわけじゃない  GM: 特に悲しかったわけじゃない  GM: ただ、いつもとは違う日々  GM: だが、いつもどおりの日々  GM: 非日常の日常 第一話  GM: 「黄金の月」  古山: ぱちぱちぱちぱちぱちー  矢袋(見学): ぱちぱちぱちぱちぱち  いぶき(見学): ぱちぱちぱちぱち  GM: 久しぶりに、夢を見た  GM: あの日、あの時。彼女と過ごした、たわいもない日々の夢  GM: 今思えば・・・なんて、甘く、儚いのだろうと  GM: そう想い、目を覚ます  GM: ――ここは、名古屋。妹と再会した街 ---16:20 いぶき(見学)さんが去りました--- ---16:20 ATO@仕事中ログだけ取りさんが去りました--- ---16:20 古山さんが去りました--- ---16:20 接続キー認証中--- ---16:20 古山さんがやってきました--- ---16:20 環(寝ました)さんが去りました--- ---16:20 接続キー認証中--- ---16:20 環(寝ました)さんがやってきました--- ---16:20 矢袋(見学)さんが去りました--- ---16:20 接続キー認証中--- ---16:20 矢袋(見学)さんがやってきました---  矢袋(見学): おや? ---16:20 環(寝ました)さんが去りました--- ---16:20 接続キー認証中--- ---16:20 環(寝ました)さんがやってきました--- ---16:20 接続キー認証中--- ---16:20 いぶき(見学)さんがやってきました---  古山: 「………ああ。今日は、寝覚めが良い」少し、少しだけ。 ---16:21 いぶき(見学)さんが去りました--- ---16:21 接続キー認証中--- ---16:21 いぶき(見学)さんがやってきました---  GM: 未だ見慣れぬ周囲に目をやり、わずかに戸惑いを覚えながらも。風の長子は覚醒する  GM: だが――違和感  GM: 何かが違う気がする  GM: 何かが足りない気がする  古山: 「─…?」頭を、小さく掻き。  古山: 少しだけ上を仰ぎ、まだ靄のかかる頭でぼんやりと考える。─何だ。  GM: わずかに。ほんの、わずかに。ふつふつと、己の中の何かが荒れ狂う。  GM: ――よく、わからない。こんな日は・・・そう、風に身を任せてみるのもいいかもしれない  古山: 「……あー…」そういえば。久しく、空を駆けていなかった。  古山: 「まぁ…里の連中も、そこまで暇じゃないだろう」─そう。今日くらいは。  GM: そう、今日くらいは。気ままに、空を駆けてみるのもいいかもしれない  GM: 窓を開ける。二階建ての、小さなアパート  古山: 「─気楽なもんだな、俺も」言いながら。その身を、風のように、空気のように。透き通らせる。  GM: その一室に、夜風が舞い込む  GM: 空には、黄金に輝く月  古山: 「…良い月。それに、良い風だ」  GM: 風が渦巻く。風の子には慣れ親しんだ、しかし、ここ最近では暴れ狂うようになった風  古山: 人の姿。古山隆之としての姿から…山背。鎌鼬としての姿を現して。  古山: そのまま─自らが起こした、風に乗る。身体が、何かに運ばれるように…けれど、自分の意思に従い、浮き上がり。  古山: 「…行くか」  古山: 渦巻く風の勢いのまま。小さな窓から、広い夜空へ飛び出した。  GM: 風の子は、その名が現すように、突風となり空を翔る  GM: 黄金の月の下、いつもとは違う風に乗り。風の長子は夜空を翔る  GM: 眼下に様々な・・・家族の明かりが灯る街を通り抜け  GM: 風は、ビル街へと運んでいった  古山: 「…久しぶりだな。本当に」─誰も聞く者のいない夜空で。つい、そんなことを呟いて。  GM: ――鋭い、視線  GM: ビルの谷間を翔抜けたその時。頭上から、視線が突き刺さる  古山: ──ほんの僅か、か。こんな日は。  古山: 「─ふん」僅かに身を沈めて、風の渦に身を任せ、僅かに頭上を仰ぎ見る。  GM: 遥か頭上。高き摩天楼の頂上には、黄金の月が浮かんでいる  GM: その黄金の光を身に受けて。風にたなびく黄金の髪の女性が、そこにいた  いぶき(見学): お  古山: 「…何?」追手…だろうか。  GM: 黄金の女は、ただじっと風を視ている  古山: 何故か、酷く眩しく感じる。今まで、自由に流れていた風の動きを少し止めて。目を細めながら、彼女を見た。  GM: 「――何故」柔らかそうな唇が、そう動いたように見えた  古山: 「─何故?」呟いて、少し苦笑する。何故、そう思ったのだろう。渦巻く風。隔てる距離。聞こえたはずも、無いのに。  古山: ただ─少し、風の流れを変えて。彼女の背後、眩しい黄金の月目掛けて。少し、進んだ。  GM: 「――何か用か? 風の子よ」流麗な声  古山: 「─用というほどのものも、無い」  古山: 「ただ、少し…通りかかっただけだ」  GM: 「ふむ・・・風の子は、風の子であると言うことか」  古山: 「…そうだな。風とともに産まれ、風とともに育ってきた。例えこの身が罪を背負おうと、例えこの身が血にまみれようと、俺は風とともにある」  GM: 女は、月光を浴び、風に吹かれながら。ただじっと、それを楽しんでいるように見えた  古山: 「─あんたは、何をしてるんだ?」  GM: 「私か? なに、気にすることはない」そう言って、じっと君の目を見つめる  GM: 「人の子であろうと、風を感じてはいけないわけではあるまい?」  古山: 「─風のように、なんて言えば聞こえは良い。実際…唯、俺の性分に一番合う…それが風だと言うだけだ」  古山: 「風の子であろうと、人の子であろうと。風は、ここに在る。誰が感じようと、自由だ」  古山: 「…まぁ。一言言わせて貰うなら」  GM: 「ふむ?」  古山: 「そんなところに突っ立っていられると、少々危なっかしいな。風は気まぐれだ、吹き落とされても…文句は言えんからな」少し。冗談交じりに、そう笑う。  GM: ふ、と笑顔を浮かべる。  GM: 「風は、気まぐれとやらで人を殺すと思うか? 風の子よ」  古山: 「さぁな。風の子であっても。気まぐれな風に叩き落される事はある」今度は、自嘲。そうして俺は落とされた。山背という名の、大空から。  GM: 「――果たして、そうかな」  GM: 女は、黄金の月を見上げる  古山: 「─何?」  古山: 釣られて。この人の子と、同じ月を見上げた。  GM: 「なに、ほんの戯言だ」そう呟いて、そして―― ---17:03 いぶき(見学)さんが去りました---  GM: 「ただ、気まぐれな風のせいで叩き落されたのならば――哀れだな、と思うだけだ」  GM: 「浮かばれないだろう? 己が選んだ伴侶が、自ら落ちたのではないとは」  古山: 「─ふん」小さく、鼻を鳴らして。摩天楼の上まで、風とともに滑り落ちた。  古山: 「何故だ?」その身を、古山としての…人としての姿に戻す。風からすり抜け、屋上に足をつく。  古山: 「─何故、知っている」  GM: 「なに、気にすることはない」  古山: 「気にするさ─あいつを落とした、風を追って。俺は今、叩き落された此処で喘いでいる」  GM: 「私はただ――残念なだけだよ、風の長子よ」  古山: 「─残念?」我知らず、近づく。ゆっくりと、歩を進める。  GM: 視線を、黄金の月から人と化した風の子に移し ---17:18 リィトさんがやってきました--- ---17:19 リィトさんが去りました--- ---17:20 リィトさんがやってきました--- ---17:21 【リィト】から【リィト(いろいろ見てる)】になりました---  GM: 「風の子と人の子が、気まぐれな風に翻弄されているのが」  GM: 「そして――ひとつ言わせてもらおうか」  古山: 「─言うものだ。人の子よ」さらに。近づく。  古山: 「何だ」  GM: 「覚えておいてもらおうか。アレらは、風ですらない」  古山: 「─何?」眉を寄せる。  古山: ─やはり。やはり、この女は…知っている。  GM: 「風は流れ、巡るものだ。――ただ澱み、己が殻に閉じこもっているのは・・・風ではないだろう?」  古山: 「─成程。違い無い」  GM: 「皮肉なことだな、風の子よ。私には・・・お前が追うという風よりは、まだしもお前の方が・・・風らしいと思うぞ?」  古山: 「─ははっ」小さく。笑みが零れた。「……ああ。皮肉なもんだ」  GM: くつくつと楽しげに笑い。女は言葉を続ける  古山: 同じように、笑いながら。足は止まらない。女の…この渦巻く風の中でも、透き通るように響く笑い声が。段々と、近づいてくる。  GM: 「足掻き続けるがいい、風の子よ。その名が現す突風となり。己自身を、風と為せ」  古山: 「─言われるまでも無い。足掻く。足掻くさ。風となり、いつかまた…舞い上がるために。あの風を追うために。そして─守るべき奴等を、守るために」  GM: 「よい覚悟だ」満足気に頷く、黄金の女  古山: 「─風は、気まぐれだ。叩き落された風でも、罪と血にまみれた風でも…足掻いているうちに、きっと飛び上がる機会をくれる」  古山: 「だから」  古山: 「俺は、風が好きだ」女の目の前に立ち。  GM: 「ふむ――」  古山: 久しぶりに。笑って見せた。  GM: 「よい風だ。風を感じに来た甲斐があったというものか」  古山: 「─ああ、よい風だ」  GM: 「さて・・・そろそろ戻れ。お前の風は、よかったが・・・これから吹く風は、お前に取ってはわずらわしいものだろう」  古山: 「…これから吹く、風?」  GM: 「なに、無粋な風さ。・・・お前一人では、ただ吹き飛ばされかき消されるだろう」  古山: 「─なら、心配してもらう事も無い」  古山: 屋上の淵に、足をかける。─良い風。本当に、良い風。  古山: 「…俺には、あいつらが居る。共に駆ける、二人の風が」  GM: 「――」満足気な笑みを浮かべ。一人の風を見送る  古山: 「─本当なら、あんたの知っている事も聞きたかった。里について何か知っているだろう…いや、聞くはずだった」風を纏いながら、再び…人の姿を捨てる。  古山: 風が、渦巻く。  古山: 「─機会さえあれば、それを逃すつもりは無い」言いながら。鎌を伸ばす。  古山: 「この鎌を向けてでも。聞き出すつもりだったが…止めた」  GM: 「ほう」  古山: 「─俺は、山背。凶作を齎す、不吉の風。人に忌み嫌われる風」  古山: 「─俺の風を、良いと言った人の子は。二人目だな」肩越しに、何処か寂しげに笑う。  古山: 答えは、待たない。  古山: 答えがあったとしても…渦巻く風は、それを俺の耳には届けない。  古山: 自らが起こした、風に乗る。  古山: 高い、高い摩天楼の上から─滑り降りるように、飛び立った。  GM: ――夜空を翔る  GM: 黄金の月の下、風の長子は夜空を翔る  古山: 「気まぐれ、だな。風も。俺も」だが。悪い気はしない。─俺は、風が好きだから。  GM: 風に乗り、風と為り、その名の表す突風となりて、夜空を翔る  古山: 「──……」─誰も聞く者のいない夜空で。  古山: それでも、小さく。誰にも聞こえないように、声を潜めて。  古山: 懐かしい、人の子の…女の名を。詠んだ。  GM: ――どこまでも。どこまで  GM: ――どこまでも  GM: 風に吹かれ、風と共に  GM: 共にある二人の風はいないけれど  GM: いつかまた――この夜の空を  GM: 皆で翔ることを想って  GM: 山背という風は、夜空を翔る  GM: 追憶を胸に、想いが身を巡る  GM: 遠い未来を瞳に、想いが風に乗る ---17:55 ATO@仕事中ログ取りのみさんがやってきました--- ---17:55 ATO@仕事中ログ取りのみさんが去りました---  GM: 特に嬉しかったわけじゃない  GM: 特に怒りに震えたわけじゃない  GM: ただ――忘れることはないであろう  GM: 振り返れば、大切だと思えるかもしれない1日  GM: 「古山隆之 黄金の月」  GM: これにて終了です。お疲れ様でした