---5:27 PM いぶきさんがやってきました--- ---5:29 PM 入室キー認証中--- ---5:29 PM SMさんがやってきました--- ---5:30 PM 入室キー認証中--- ---5:30 PM シャルさんがやってきました--- ---5:30 PM 【いぶき】から【いぶき(見物)】になりました--- ---5:31 PM 入室キー認証中--- ---5:31 PM 梨花さんがやってきました---  梨花: あ、戻れた  SM: そして帰還。  SM: さーて…次のPCは誰だw  SM: 次のDRの条件は、電車に乗れること。これのみ。  シャル: 電車・・・・  シャル: 乗るのか?この娘っぽい息子  SM: 乗ってもえーんでない?w  SM: っていうか  SM: なんだ  SM: もしかして、参人分やれと?w  シャル: うん(爽)  SM: …じゃ、次の参加者ーw  シャル: んじゃ先にせにあさんかな  シャル: ヨゴレ帰ってきたら出来ないし  梨花: はーいw  SM: じゃ、梨花さんでーw ---5:34 PM 【シャル】から【シャル(ヲチャ)】になりました---  梨花: あ、ちょっと待ってw  SM: あ、ういういw  シャル(ヲチャ): もとちゃんかw  梨花: うい、おっけーです  SM: あいあい  SM: では  SM: はじめまーす。  梨花: ぱちぱちぱちー  シャル(ヲチャ): ぽてぽてぽて〜  いぶき(見物): ぱちぱちぱちぱち  SM: 特に楽しかったわけじゃない  SM: 特に悲しかったわけでもない  SM: いつもどおりの日々  SM: でもいつもと少し違う今日  SM: 日常の情景 第弐回  SM: 「窓の外。」  SM: がたん、ごとん。がたん、ごとん─  SM: 座席はがらがら。それぞれの座席に、一人ずつしか座っていないような電車。  梨花: 舞台は中国でぜひ(ぇ  いぶき(見物): 馬が乗ってるような電車が!?w  SM: 平日のある日。梨花さんは、ちょっとしたお買い物に出かけて、その帰り道。普段は乗ることの無い、昼間の電車。  SM: 無理だ!w  SM: 電車はあまり使わないけど、それでも不慣れなんてことはない。けど少し時間帯が違うだけで、がらりと雰囲気の変わる場所。  SM: そんな車内で、ぼんやりと揺られながら窓の外を眺めています。  梨花: 「(えーと卵、長ねぎ、鰈と・・・老師のとこで豆板醤貰えたのは助かったあるねー)」  SM: いくつかのビルが通り過ぎ。大きな看板に、英会話の宣伝が書いてあって。線路の近くのマンションに、いくつもの布団が干してあって。  SM: そして、太陽に雲がかかったのか、一瞬ふっと暗くなります。  SM: そして、窓の外をまたいくつかのビルが通り過ぎ。大きな看板に、英会話の宣伝が書いてあって。線路の近くのマンションに、いくつもの布団が干してあって。  SM: 気がつけば。窓の外の風景は、十数秒ごとに玩具のビデオのように同じ風景ばかりが流れていきます。  梨花: 「(今日は何作るかー・・・布団・・・英会話ー・・・あー、日本風に秋刀魚の蒲焼にしよ。秋刀魚あったかなー)」気づくのに時間がかかるw  SM: 同じビル。同じ看板。同じマンション。同じ雲に同じ空。  SM: …w  SM: そして、ふと気付いた梨花さんが車内を見渡すと  梨花: 「・・・あい?」  SM: 何時の間にか、貴女以外の乗客が全員いなくなっています。  梨花: 「んー・・・?」きょろきょろ  SM: 春の陽気のような、ぽかぽかと暖かい車内。心地よい振動の中で、確かに。皆、何時の間にかいなくなっています。  SM: その時、車間のドアががら、と開きます。  梨花: 「あいやー、いつの間にかどこかで停まったあるかなー・・・」ぽかぽか味わいながら  SM: 一人の少女がスキップでもするかのように、軽い足取りでやってきて。梨花さんの目の前の座席に、すとんと腰を落とします。  SM: もう秋…いえ、冬でしょうか?けれど、車内はぽかぽかと。どこか夢心地。  SM: 少女はにっこりと笑って。  SM: 「こんにちわ」  梨花: 「にいはおー」  SM: 「お姉さん、何処行くの?」  梨花: 「家に帰るとこあるよ。買物帰りある」  SM: 「お家、帰るんだ。良いなぁ」にこ、と少し寂しげに笑います。  梨花: 「んー、帰る場所があるのはいいことね。わたし、最近ようやくできたあるよ」  SM: 足をぶらぶらとさせて、中学生くらいのその少女は笑っています。どこか寂しげに、楽しげに。  SM: 「良いよね」今度は楽しそうに、にこり。 「今まで、無かったの?」  梨花: 「んー、昔はあったね。でも、それもなくなってからはずいぶん長い間あちこちふらふらしてたあるよ」  SM: 「そうなんだ」少し顔を下げて、ぶらぶら、と足を振って。「寂しかった?」  SM: 「その、ふらふらってしてた時」  梨花: 「んー、寂しかったね。本当は今でもよくわかんないけど、でも、やりたいことがあったからそうでもなかったのかなー、と思うあるよ。たまに」  梨花: 「悟りを開くにはまだまだ功夫が足りないあるね」 ---5:57 PM 入室キー認証中--- ---5:57 PM SM2号(同名です)さんがやってきました---  SM: がー!  梨花: おかえりーw  いぶき(見物): おかー  SM: 「そっかぁ…やりたいこと、あったんだ。何がやりたかったの?悟りを開く…お坊さん?」 ---5:57 PM SMさんが去りました---  SM: それを聞くと、少女はにっこりと顔を輝かせて少しだけ身を乗り出します。  梨花: 「料理あるね。お坊さん違うあるよー。わたしは武術を学んでるからね」  SM: 「へぇ…コックさん、なんだ。それに武術っ、すごーい!」  梨花: 「あはー、中国人は料理も拳法も使えて当たり前ね」絶対違うw  SM: …w  SM: 「うん、けどすごいよー」本当に楽しそうに笑いながら。  SM: 「わたしもやりたいこと、あったら。寂しくなくなるのかな?」  梨花: 「やりたいことがないあるか?」  SM: 「…無い、かな。お家には帰りたくても帰れないし、将来の夢…っなんて、考えてもしょうがないし」  SM: 楽しそうな少女の笑いは、段々と寂しそうなものに変わっていきます。  梨花: 「んー、それは自分を知らないからあるよ」  SM: 「…自分を?」  梨花: 「やりたいことがない、て人はいないね。自分の心の奥底を知る。難しいけどねー」  SM: 「うーん…」そういわれて、少し腕を組んで考え込みます。  SM: 「………んー…やりたかったこと、ならあるんだけどな」  梨花: 「どんなことあるか?」  SM: 「…笑わない?」少し恥ずかしそうに、身をすくめます。  梨花: 「聞いてから決めるあるよ」冗談っぽくー(ぁ  SM: 「…むぅ」笑いながら、少しふくれてw  SM: 「…わたし、ピアノ弾いてたんだ。とっても好きで、好きで。弾いてて、楽しくて。将来、絶対ピアニストになる!って、いっつも言ってたんだ。子供の頃」  梨花: 「ピアノあるかー、いいあるねー」  SM: 足をぶら、ぶら。思い出すように、たまに窓の外を眺めながら。  SM: 「うん、すごい楽しかった!慣れてくるとね、こう、わたしの指が、一つ一つ生きているみたいに動くの。自画自賛みたいだけど、CDで聞く音楽よりも自分で弾いて、自分の指で出した曲の方が、ずっと好きだった」  SM: 本当にピアノが好きだったんでしょう。彼女は楽しそうに、懐かしそうに、嬉しそうに話します。  梨花: 「本当にピアノが好きあるね」なんとなく嬉しそうに  SM: 「うん!」何時の間にか彼女の手は、まるでピアノの鍵盤に添えられるように。自分の膝の上で、ゆっくりと動いています。  梨花: にこにこしながら見ていようっと  SM: 彼女はゆっくりと目をつぶり、思い起こすように指の動きを早めていきます。  SM: そこにはピアノはおろか、鍵盤すらもありはしないのに。梨花さんの耳には、まるで見事なピアノの曲が響いてくるかのように。彼女の指は、綺麗に、流れるように動きます。  梨花: なんとなーくゆらゆら揺れていよう(何  SM: エリーゼのために。猫ふんじゃった。運命。知っている曲から、効いたことも無いような曲まで。  SM: …w  SM: そして、どれくらいたったのか分からないけど  SM: 唐突に、彼女は鍵盤を叩く手を緩めます。  SM: 寂しそうに、人差し指だけで鍵盤を…架空の鍵盤を押して、寂しそうに。  SM: 「…とっても、好きだった」  梨花: 「・・・どーしたね?」  SM: 「…お姉さんは、料理も、武術も、今も続けてるんだよね?」  梨花: 「続けてるあるよ」 ---6:17 PM 入室キー認証中--- ---6:17 PM ATO@仕事中ログだけ取りさんがやってきました---  ATO@仕事中ログだけ取り: どーだったよ?  シャル(ヲチャ): ログ上げたよん  梨花: 第二回やってますw  SM: 「…私は、続けられなかったんだ」俯き、何度も、指だけで鍵盤を叩き。寂しそうに、寂しそうに。  SM: 連チャンですw  ATO@仕事中ログだけ取り: おや二回目か失敬失敬  シャル(ヲチャ): ごってぃSM3連らしいです  SM: まじかよ…w  梨花: 「んー、なんであるか?」  ATO@仕事中ログだけ取り: まぁ時間ちとあったからDRやってみてどうだった?って聞いてみたかっただけなにんやけどやってる途中なら帰ってから聞くわ  SM: 「───」 彼女は、小さく、小さく何かを呟きました。 けれど、その呟きは電車の振動する音にすらかき消されるほど、かすかなもので。  ATO@仕事中ログだけ取り: じゃがんばれノシ  SM: がたん、ごとん。がたん、ごとん─  梨花: 「んー・・・」  SM: 彼女は俯いたまま。  梨花: 「やりたいこととか、夢とか、願いとか。そういうものは、誰のものでもない、自分だけの自由あるよ」  SM: 「…」顔をゆっくり、と上げて。  梨花: 「自由ってどういうことだかわかるあるか?」  SM: 「…」小さく、横に首を振ります。  梨花: 「自由は・・・うん、楽しいあるよ。自分の好きなように夢を追いかけたり、好きなことをしたり」  SM: 「…じゃあ、私は自由じゃないんだね」ぽつり  梨花: 「でもそれは、前を向いているから楽しいあるよ」  SM: 「…え?」  梨花: 「そうあるねー、窓の外とか。よそ見もたまにはいいものあるよ。でも、よそ見ばっかりしてたら意味はないある」  SM: がたん、ごとん。がたん、ごとん─  SM: 窓の外の風景は、やっぱり同じで。いくつかのビルが通り過ぎ。大きな看板に、英会話の宣伝が書いてあって。線路の近くのマンションに、いくつもの布団が干してあって。  SM: 「……できる、かな」  SM: 彼女は梨花さんの背後の窓に、視線を走らせて。それから、しっかりと梨花さんを見つめて。  SM: 不安げに、言います。  梨花: 「右と左の道しかなくても、真っ直ぐに進まない理由にはならないあるよ」  梨花: 「でも・・・」  SM: 「…まっすぐ、に」  SM: 「…?」  梨花: 「これに、絶対の正解はないあるよ。でも、それでも、自分だけの正解をつかむことはできるね。あなたという道を歩んできた、あなただけがつかめる、あなただけの真実を」  SM: 「…わたしだけ、の?」  SM: 「…お父さんも、お母さんも、お姉ちゃんも…間違ってる、って」  SM: 「…けど、わたしだけの、真実を?」  梨花: 「うん、そうあるよ。・・・これは悩むしかないあるねー。悩んで悩んで、今の何百倍も考えて。それでも答えがでないことだってあるね」  SM: 「………」  SM: 彼女の指は、またゆっくりと動き出します。膝の上、彼女が「ある」と信じた鍵盤の上で。ゆっくりと、再び、綺麗な曲を奏で始めます。  SM: 「…弾ける、かな」  SM: 「目が覚めたら。また、弾ける、かな」  梨花: 「分を信じられるかどうかあるよ。自分を信じられなかったら、誰にも信じてもらえない。信じて欲しかったら、できると思いたかったら」  梨花: 自分・・・  SM: 車内はまだぽかぽか陽気で。窓の外の風景は変わらなくて。まるで、春の夢のように。  SM: 「自分を、信じられたら」  梨花: 「だったら、自分を信じることね。絶対にできるって。自分を信じられない人にできることなんて、何もないあるよ」  SM: 「─だから、私できなかったのかな。自分が、信じられなかったから」  SM: 「自分を信じれば、絶対にできるって信じれば…また、弾けるよね?」  梨花: 「轢けるあるよ」  梨花: 弾けるー・・・ハマーじゃないようw  SM: 彼女の指は、いつしか美しく、速く、綺麗に動いていきます。梨花さんの耳には、またあの美しい曲が流れてきます。幻聴でもなく、気のせいでもなく。  SM: w  SM: 彼女は、すっくと立ち上がります。  SM: 「…私、絶対ピアニストになるんだ」  梨花: 「んー、行くあるか」  SM: 「うん。昔からの、夢だったから」  SM: 彼女は来た時と同じように…いや。まるで夢の中のような軽い、ふわふわした足取りではなく。しっかりと、自信を持って、歩いていきます。  梨花: 「そかぁ。じゃあ、いつかまた会えたら、自分の真実をつかんだら、教えて欲しいあるよ」と、背中を見送ってー  SM: 「うん… お姉ちゃん。私、絶対ピアニストになるから。そしたら、わたしのコンサート、呼んであげるね!」  梨花: 「ありがとー。・・・がんばるあるよ」  SM: 「うん!」  SM: 彼女は精一杯手を振って  SM: 車間のドアを、がらりと開けて  SM: すうっ…っと、そこに消えていきます。  SM: がたん、ごとん。がたん、ごとん─  梨花: 消えたドアをしばらく見つめて  SM: そして、車内のぽかぽか陽気は段々と、いつもの空気になっていきます  梨花: 遠い昔のことを夢に見ながら、ぽかぽかするお日様の下でしばらく寝てるあるよw  SM: そして、梨花さんがゆっくりと眠りについて。  SM: w  梨花: うわーん、戻っちゃったw  SM: ふと、目を覚まします。  SM: w  SM: 窓の外を見れば。  SM: いくつかのビルが通り過ぎ。大きな看板に、英会話の宣伝が書いてあって。線路の近くのマンションに、いくつもの布団が干してあって。  梨花: 「(今日は何作るかー・・・布団・・・英会話ー・・・あー、日本風に秋刀魚の蒲焼にしよ。秋刀魚あったかなー)」  SM: 遠くに小学校が見えて。スーパーが見えて。見慣れた、Benvenutiの屋根がちらりと見えて。  SM: そして、線路の直ぐ近くに病院があって。  SM: いつのまにか、乗客たちが座っています。ゆっくりと、貴女と同じように電車に揺られながら。  梨花: 「ああ」  SM: がたん、ごとん。がたん、ごとん─  梨花: 「秋刀魚ないあるねー」冷蔵庫の中身を思い出してw  SM: そして、電車は駅へと滑り込んでいきます。窓の外は、いつもの風景。決して繰り返しはしない、いつも流れて動いている、風景。  SM: ふと、窓から空を見上げると  SM: 空を流れていく雲が、秋刀魚の形に見えてしまったり。  SM: そして、梨花さんは電車を降りて、駅のホームに立ちます。  SM: 自分には帰る場所があるから。そして、きっとあの少女にも。自分のように、帰る場所を見つけたであろう彼女にも、それはあるのでしょう  梨花: 「・・・」物思いにふけりながら  梨花: 「さー、スーパーよって秋刀魚買っていくねー」 ---6:47 PM 入室キー認証中--- ---6:47 PM 灰藤さんがやってきました---  SM: あれは、自分の夢だったのか。  SM: それとも、彼女の夢だったのか。  灰藤: こんばんわ・・・・っとモノローグ中・・・タイミング悪orz  SM: ぽかぽかと暖かいあそこは、電車の中だったのか。それとも、夢の中だったのか。 窓の外の景色は、流れていたのだろうか。それとも、止まっていたのだろうか。  SM: けれど、一人の少女が自信を持って。夢を、真実を掴んで。  SM: そして、何処かで目覚めたことだけは、確か。  SM: 空を流れる雲。窓の外の景色みたいに、触れられないけれど流れていく景色。  SM: 秋刀魚に長ネギ。色んなカタチが流れていって  SM: 梨花さんは、太陽の光を浴びてかがやく一つの大きな雲が  SM: 何故か、ピアノの形と少女の形に見えました。  SM: コンサートの会場で、スポットライトを浴びて。流れるように、美しく。綺麗な曲を奏でる、あの少女のように。  SM: ─きっと、その光景を。貴女は、見ることができるでしょう。10年先、20年先。それは、わからないけれど。  梨花: 外は寒いけど、心の中はまだあの夢みたいな電車のように、ぽかぽかしていて。  SM: そして、梨花さんは帰ります。彼女も帰り着いた場所であろう、どんな人でも持っている、ぽかぽかと暖かい場所に。  SM: 特に嬉しかったわけじゃない  SM: 特に怒りに震えたわけでもない  SM: 記憶の中に埋没するであろう一日  SM: でも振り返れば大切だったと思えるかもしれない一日  SM: 「柳梨花 窓の外。」  SM: これにて、終了です。  梨花: ぱちぱちぱちー  SM: お疲れ様でしたー!  灰藤: お疲れ様です  いぶき(見物): ぱちぱちぱちぱち  シャル(ヲチャ): おつかれー。ぽてぽてぽて〜  灰藤: ぱちぱちぱちぱち  SM: うおー、梨花さん格好ええーー!wq  SM: (ぇ  梨花: w